社民党の福島みずほ党首は1月23日、参院議員会館で会見し、立憲民主党との参院での統一会派「立憲民主・社民」を解消すると発表した。会見にはラサール石井副党首、服部良一幹事長、新社会党の岡﨑宏美委員長が同席した。
福島党首はこれまで統一会派で国会質疑の時間配分などで社民党に配慮してくれた立憲民主党に対して感謝の言葉を述べた上で、立憲民主党が公明党と立ち上げた中道改革連合の基本政策について「安保関連法を合憲としたこと、原発再稼働を容認したこと、憲法9条に自衛隊を明記する議論を進めるとしたこと、辺野古新基地建設を容認したこと。これらは社民党としては全く相容れないことだ」と批判し、「衆院選の前に社民の立ち位置をはっきり示す」として統一会派を解消することを表明した。
ラサール副党首は「このまま統一会派を続けていけば、必ず齟齬(そご)が生まれることが目に見えているので、それならば選挙前に統一会派を解消しようと考えた。やはりここは筋を通すことが必要だ」と指摘した。
同日、社民党と衆院選挙に関する協議書を締結した新社会党の岡﨑委員長は「ウルトラ右派勢力と中道勢力の2つの政治にしてはならない。どちらも安保法制に賛成し、隙あらば憲法改悪をしようとする。憲法を軸に物事を考える、しっかりとした政治勢力がいま必要だ」と強調した。