社会新報

社会民主党党首・福島みずほ~日本国憲法を護り活用する

社民党定期全国大会の最後に団結頑張ろうを三唱した。(2024年2月24日、東京・星陵会館)

 

(社会新報5月9日号1面より)

 

 

社会民主党党首 福島みずほ

 憲法破壊を許さず、憲法改悪を許さず、憲法を活(い)かしていくことを、たくさんの人と一緒にやっていきましょう。
 秘密保護法、安保関連法・戦争法、共謀罪、重要土地規制法、防衛予算確保法、軍需産業強化法、経済安保法が成立し、現在、国会では秘密保護法拡大法案・身辺調査法案が審議中です。「何が秘密か、それは秘密です」という秘密保護法が拡大され、秘密の中身が曖昧なまま経済安保にまで拡大し、IT技術や軍事技術など、民間企業や民間人が持っている情報まで秘密指定され、民間人の適性評価を総理大臣が行なうという、とんでもないものです。安保3文書で敵基地攻撃能力保有を認めました。戦争法が認めた集団的自衛権の行使と相まって、敵基地攻撃をすれば、相手国からは先制攻撃とみなされ、反撃をされ、日本全土が戦火に見舞われるということがあり得るわけです。沖縄・南西諸島で、そして日本全土で、弾薬庫が造られ、ミサイル攻撃基地が造られ、日本全体が浮沈空母とされていっています。戦火に見舞われるのは日本です。日本が攻撃されてないにもかかわらず、なぜ戦争をするのでしょうか。絶対に戦争してはなりません。社民党は1月に訪中し、「日本の国民と中国の国民は絶対に戦争してはならない」と言うことを伝えに行ってきました。
 戦争の準備ではなく、平和外交、平和の構築を、あらゆるところでやっていこうではありませんか。政府与党は、次期戦闘機の海外輸出を決めました。日本の専守防衛、非核三原則、海外に武器を売らない、軍事研究はしない、武器見本市はやらないという平和主義が踏みにじられていっています。軍事研究をし、開発をして、輸出をし、武器を売って金もうけという死の商人国家をつくってはなりません。
 憲法改悪を許さず、憲法を踏みにじることも許さず、平和的生存権や憲法9条、幸福追求権や個人の尊厳、生存権、法の下の平等など、さまざまな憲法上の価値を活かしていくことを、全力でやっていきましょう。戦争のできる国から、戦争をする国になろうとしています。このままでは軍拡、戦争への道であり、生活と命の破壊です。自民党政治を変え、社民党の議席を増やしましょう。何と言っても社民党の出番です。