社会新報

衆院選の公約を発表 「いまだから社民党 あなたの税金は、あなたのために」■平和憲法を守る ■戦争法=安保法制を廃止 ■脱原発 原発再稼働を許さない ■辺野古新基地建設は中止

 

福島みずほ党首とラサール石井副党首、服部良一幹事長が1月22日、参院議員会館で記者会見を行ない、衆院選の公約を発表した。

ラサール石井副党首(兼政審会長)は、「人間にファーストもセカンドもない。誰もが平等で平和な豊かな生活を送ることが重要だ」と述べて、社民党の公約を発表した。

まず、消費税率ゼロによる強力な物価高対策を早期に実施することを掲げた。財源は大企業の内部留保への課税、所得税と法人税の累進性強化、防衛費の引き下げで確保する。

また雇用は原則として正規雇用とし、物価高に負けない大幅賃上げを行ない、最低賃金を全国一律1500円以上にすると明言。最低保障年金制度を樹立し、介護と医療の負担の軽減を行ない、高額医療費やOTC医薬品の自己負担額増に反対すると強調した。

さらに、日本で学ぶ全ての子どもたちに平等に学ぶ権利を保障するため、大学までの教育無償化とインクルーシブ教育の推進を訴えた。

そして、差別排外主義に反対し、包括的な差別禁止法を制定するとともに、政府から独立した人権救済機関の設置と、選択的夫婦別姓制度と同性婚法制化の実施を掲げた。

沖縄と日本を再び戦場にさせないため、沖縄県宜野湾市の在日米軍普天間基地の返還実現と名護市辺野古での新基地建設反対を掲げ、日米地位協定の抜本的な改正と在日米軍基地の整理・縮小・撤去を進めるとともに、オスプレイの飛行停止と配備を撤回するとした。

また、日本国憲法を活(い)かした平和外交を進めるため、非核三原則を守り、核兵器禁止条約への加入と批准を実現することや、集団的自衛権を容認した安保法制の廃止、大軍拡の安保3文書の廃止、武器輸出の拡大の中止、スパイ防止法反対を主張した。

最後に福島党首は、「メーンキャッチコピーに『いまだから社民党』とあるように、社民党はぶれずに高市政権と対峙(たいじ)していく。また、サブキャッチとして掲げている『あなたの税金は、あなたのために』を実現するため、防衛増税に反対し、護憲と再分配を訴えていく」と強調した。