社会新報

社民・新社会・緑の党が「国葬中止を」と怒りの街宣

左から漢人都議、福島党首、水摩さん、福田さん、伊地智さん、大椿副党首(9月8日、有楽町)

 

(社会新報9月21日号2面より)

 

 岸田首相は9月8日、国会閉会中審査で「国葬」実施理由を「民主主義を断固として守り抜く」ためと言い放った。これには黙ってはいられないと、同夜、有楽町イトシア前で社民党都連主催の「国葬」反対街宣が行なわれ、新社会党と緑の党が合流した。
 福島みずほ社民党党首は、「国葬は安倍政治と統一教会に国家がお墨付きを与えるもの。最も喜ぶのは安倍さんを広告塔としてきた統一教会だ」と厳しく批判した。緑の党東京都本部共同代表の漢人明子都議は「本来ならば国葬よりも『異常気象』について訴えたいところだが、国葬強行のやり方があまりにもひどいので訴えたい」と強調した。新社会党都本部書記長の水摩雪絵葛飾区議は「安倍首相は国会で118回も虚偽答弁をした。そんな人物の国葬に膨大な税金を注ぎ込むことは許されない」と怒りの声を上げた。この他、大椿ゆうこ社民党副党首、青山秀雄同党都連代表(昭島市議)、新社会党都本部委員長の福田光一北区議、伊地智恭子多摩市議、青木佑介東久留米市議、五十嵐やす子板橋区議らが訴えた。