社会新報

連合中央メーデー会場近くで服部幹事長が裏金政権の一掃を訴え

左から桜井予定候補、伊地智都連幹事長、服部全国連合幹事長、五十嵐都連女性局長。(4月27日、東京・代々木公園近くで)

 

 

 連合主催の第95回メーデー中央大会が4月27日、東京都渋谷区の代々木公園で開催され、2万8800人が参加した。

 社民党は会場近くで街頭宣伝を行ない、服部良一幹事長は、岸田首相が連合中央大会に2年連続で来賓として出席をするのを前に、「自民党派閥の裏金作りについて、岸田総理はきちんとした説明をしていない。まともな議会制民主主義を取り戻すために、裏金にまみれた岸田政権を一掃し、政権交代を実現しよう」とメーデー参加者たちに訴えた。

 そして服部幹事長は岸田首相が訪米し上下両院合同会議で「米国は独りではない。日本は米国と共にある」と演説したことについて、「よくもあそこまで言ったものだ。日本が米国と共に戦争をすることを世界に宣言したに等しい」と厳しく批判した。

 続いて、衆議院選挙東京ブロック比例予定候補の桜井夏来さん(前武蔵野市議)もマイクを握り、「物価高にあえぎ、暮らしに不安をもつ働く人たちをあざ笑うかのように、自民党国会議員たちは裏金をポケットに入れていた。こんな自民党政治を許してはならない」と怒りの声を上げた。

 党都連幹事長の伊地智恭子多摩市議が街頭宣伝の司会を務め、女性局長の五十嵐やす子板橋区議も演説した。