社会新報

日比谷メーデーで福島党首が熱い連帯あいさつ

日比谷野音の壇上に上がり、連帯あいさつした福島党首。右は大椿副党首。(5月1日)

 

 東京・日比谷野音で1日、全国労働組合連絡協議会(全労協)系の第95回日比谷メーデーが開催され、2800人が参加した。

来賓として出席した社民党の福島みずほ党首が熱い連帯あいさつ。「1886年、米国シカゴで8時間労働制を求めてストライキをし、メーデーが始まった。いま日本で8時間働いても生活は苦しい。実質賃金は下がり続け、物価高と急激な円安で悲鳴が上がる。一方、大企業は555兆円の内部留保をため込むが、労働分配率をいっこうに上げない。労働者は団結して権利を勝ち取ろう」と訴えた。