社会新報

政党要件を死守 踏み留まる ~ 福島党首とラサール石井さん「党の再起動を」

花束を受け取るラサール石井さん(中央)と福島党首(左)、服部幹事長。(7月21日、党全国連合会議室)

 

(7月27日号より)

 

 第27回参院議員選挙が20日に投開票され、社民党は比例代表で121万7823票(2・06%)を獲得し、得票率2%をクリア、公職選挙法上の政党要件を死守した。比例代表で俳優のラサール石井さんが初当選した。
 福島みずほ党首は翌21日、社民党全国連合事務所でラサールさんと共に記者会見し、「何か一つ欠けても実現できなかったように感じる。有権者が『社民党、残ってくれ』と思ってくださった。その思いがこの結果をもたらした。候補者、党員、支援者の皆さまなどにお礼を申し上げる」と感謝した。
 福島党首はまた、ラサールさん以外の比例代表候補の奮闘をねぎらい、「大椿ゆうこ副党首は果敢に支持を広げ、参院議員活動も実に素晴らしかった。沖縄平和運動センターの元議長で米軍辺野古新基地阻止闘争のシンボル的な存在の山城ひろじさん、運送業の現場の声を語ったかい正康さん、非武装を訴え続けた花岡しげるさん。この4人と選挙区の6人を当選させられなかったのは、痛恨の極み」と反省の弁を述べた。
 また、党首は「社民党をリブート(再起動)し、ブレずに、元気に、面白くしていく」と語った。
 さらに党首は、排外主義を主張する政党が躍進したことについて「大変危機感を持つ。立憲主義を掲げる人々と力を合わせ、差別と排外主義を許さない政治に立て直す」と強調した。
 ラサールさんは「街頭で、社民党が崖っぷちからはい上がるドラマにあなたも出演しませんかと訴えた。土壇場で本当にはい上がった。当確の一報が流れたのは夜明け前。会見を終え外に出たら、夜が明けていた。あの夜明けは一生忘れられない。これを機に社民党の夜明け、この国の夜明けをつくりたい」と力を込めた。