社会新報

福島党首が「SAVE神宮外苑ミーティング」や阿佐ヶ谷駅前蓮舫候補演説会に参加

 

 

   都知事選が大接戦を繰り広げる中、6月29日の夕方、明治神宮外苑で、再開発計画の見直しを求める「SAVE神宮外苑ミーティング」が開かれた。

 集会呼びかけ人の東京大学准教授の斎藤幸平さんが「大企業の目先の金もうけのために『コモン』(公共財)を破壊してはならない」と訴えた。同じく呼びかけ人の経営コンサルタントのロッシェル・カップさんは「スクラップ&ビルドのやり方は、環境問題が深刻化する現在の時代に逆行する」「再開発の事業者に都の多くの幹部が天下っている」と指摘し、再開発を認可した小池都政を厳しく批判した。

 蓮舫候補が飛び入りで参加し、「外苑再開発で東京都初の都民投票を実施する」との新公約を説明し、「この再開発は一度立ち止まるべきだ。東京版民主主義をこの外苑から始めたい」と訴えると、大きな蓮舫コールが巻き起こった。

 福島みずほ党首もミーティングに参加し、連帯の意思を示した。

 

 

 同日の午後、杉並区のJR阿佐ヶ谷駅南口で「女性の声が東京を変える  at ASAGAYA」と題した蓮舫候補の演説会が開かれた。駅前一帯は身動きができないくらいの人、人、人の熱気に包まれていた。

 蓮舫候補は、小池都政が婚活アプリ開発などを使った「結婚させようとする政策」を批判し、「結婚する選択、しない選択、全ての選択を等しく応援するのが、知事の仕事だ」と語った。福島党首が応援に駆けつけ、「一握りのための利権の東京ではなく、みんなのための東京へ、蓮舫知事の誕生を」と訴えた。