社会新報

さようなら原発全国集会の代々木公園周辺で社民党と新社会党が合同街宣

左から伊地智、桜井、ささき、かいの各氏。(16日、代々木公園周辺)

 

 16日、東京・原宿の代々木公園で開催された「さようなら原発全国集会」に合わせて社民党と新社会党による合同街宣が行なわれ、社民党は東京都連や関東各県連の党員を中心に約40人が参加した。
 社民党都連の伊地智恭子幹事長の司会により始まった合同街宣では、まず新社会党のかい正康市民運動委員長の訴えに続いて、社民党神奈川県連のささき克己代表代行が発言。「私が予定候補として公認された衆院神奈川第15区は河野太郎デジタル相の選挙区だが、彼は自民党の中では珍しく脱原発を主張して、色紙にまで書いていたのに、総裁選に出馬した今はそのことに全く触れようともしない。総理総裁を目指すために変節したとしか言いようがない。そんなことを許してはならない」と述べて、河野大臣を強く批判した。
 さらに社民党都連の桜井夏来政策委員長が発言。「13年前の福島原発事故の発生を受けて、私は自分の子どもたちを避難させるべきではないかと大変に悩み抜いた。こんなことを二度と繰り返してはいけない。毎日のように東京中を回って、福島を忘れない、処理水を流すな、原発はいらないと訴えている。一刻も早く、全ての原発の廃炉を実現して、脱原発を目指すべきだ」と強調した。
 街宣活動では、社民党のイメージカラーであるブルーを基調としたそろいのポロシャツを着用して、集会参加者にアピールした。