
(壇上左から)石垣、田村、福島、菱山、岡﨑、佐々木の各氏が戦争反対と立憲主義の尊重を訴えた。(2月22日、東京・有楽町)

有楽町駅イトシア前に1000人が集まった。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は2月22日、東京・有楽町駅イトシア前で市民と野党の共同アクション「信じられる未来へ 希望の新しい選択肢」を開催し、約1000人(主催者発表)が集まった。
「真ん中」あり得ない
市民連合を代表して、菱山南帆子共同代表は、「本当は、このような市民と野党の共闘の体制で高市首相の解散総選挙を迎え撃って戦いたかった」と述べ、「私たちは立て直すしかない。平和か戦争か。民主主義か独裁か。この二項対立に『真ん中』なんかあり得ない。原発再稼働や辺野古の新基地建設にきっぱりと反対できず、消極的な思考を『現実的』という言葉でごまかそうなんて、敗北主義としか言えない」と中道改革連合の姿勢を批判した。
そして菱山さんは、「高市首相を含め、一握りの政治家たちが市民を無視して焼け野原にし、戦争と独裁の危機に私たちを放置したことは絶対に許せない」と訴えた。
焼け野原から立て直し
野党(社民党・共産党・新社会党・立憲民主党)を代表して、社民党党首の福島みずほ参院議員が発言。「今日のテーマである『信じられる未来へ、希望の新しい選択肢』は、まさに今日の市民と野党の共闘にある。焼け野原からの立て直しのため、社民党は頑張っていく」と語り、「社民党は、皆が恐怖と欠乏から免れ、平和的に共存できる社会を目指している。そういう未来を共につくっていこう」と強調した。
対話を重視し共同を
続いて、日本共産党の田村智子委員長は「高市首相を支持した人であっても、憲法改正や戦争国家への道を歩む、国民を監視するスパイ防止法、武器輸出で『死の商人』となる国、核保有国になることを望む人はどれだけいるのか。私たちは対話を重視し、もう一度、国会を取り巻く共同を広げていこう」と訴えた。
また、新社会党の岡﨑宏美委員長は、「選挙では競争もするけれど、平和のための運動は必ず一緒にやっていく。高市首相の言葉を借りれば、平和憲法を暮らしの中に活(い)かし、今こそ押して押して押しまくろう」とあいさつした。
最後に、立憲民主党の石垣のりこ参院議員は、「ここに集まった皆さんの、戦争反対を掲げ、市民と野党の共闘で私たちの暮らしを守っていこうという思いを受け止め、立憲主義を掲げる野党が心を合わせて共に闘っていきたい」と述べた。
会場では、佐々木寛市民連合共同代表のあいさつと共に、「沖縄の風」の高良さちか幹事長からのメッセージも読み上げられ、大盛況のうちに終了した。 (3月5日号より)