社会新報

【主張】第50回衆議院議員選挙~投票箱のふたが閉まるまで勝利へ奮闘を!

(社会新報10月24日号3面より)

 

 投票日まであと3日となった。社民党は小選挙区に10人を擁立。中でも九州ブロックは総勢6人もの候補者を擁立した。
 福岡1区・村田しゅんいち、4区・そうあきこ、11区・しき玲子、熊本3区・橋村りか、鹿児島4区・山内みつのり、そして沖縄2区・新垣クニオの6人。比例1議席復活を目指したブロックと所属各県連の努力の結晶が、6という数字である。社民党にとっての最重点ブロックである。この他に、大阪9区・ながさき由美子、愛知6区・大西雅人、神奈川15区・佐々木かつみ、千葉6区・原田よしやすの4人を擁立した。関係ブロック、関係府県連の努力に敬意を表したい。
 また、比例区には、北海道・鳴海一芳、東北・伊藤正通、北関東・土屋香織、東京・桜井夏来、北陸信越・堀井修、中国・宮本てるお、四国・篠原清の総勢7人を擁立した。ブロック内で小選挙区候補者が立てられない場合、単独でも比例候補を立てないと、社民党票が全て無効になる現制度のもと、歯を食いしばって候補者を擁立した各ブロックに、深く敬意を表したい。
 2012年から始まったアベ政治が日本の政治、社会、文化を根こそぎ壊した。その象徴たる裏金は、派閥が集めた政治資金の一部を所属政治家にキックバックするものであるが、それは毒のようなもので、自民党そのものを腐らせた。腐った政党、政治家は、政治の舞台から退場させなければならない。
 そのため、社民党は最重点ブロックである九州ブロックで、新垣クニオさんの再選と比例の1議席を、絶対に勝ち取らなければならない。九州ブロックは6人立てたことの成果を見せなければならない。九州ブロック以外の党員は、沖縄はじめ、九州在住の友人・知人に投票を呼びかけよう。
 その他の小選挙区候補を擁立したブロック、単独比例候補を擁立したブロックでは、個人票・比例票の底上げを投票箱のふたが閉まるまでやり切ろう。
 党員と自治体議員は、残りの3日間で1日3人の友人に、電話かラインで投票を呼びかけよう。その際、その友人に3人の友人への呼びかけをお願いしよう。
 日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、核廃絶を願う世界中の人々に大きな勇気を与えた。私たちも日本被団協にならい、核なき世界へ、がんこに憲法9条擁護を叫ぶ勢力として、議席を増やそうではないか。