社会新報

【11月5日の福島みずほ党首会見】橋村りかさんを衆院熊本3区の公認候補に内定 ~ 高市政権の医療費4兆円削減政策を厳しく批判 ~ 新垣副党首「離党表明」問題 慰留し続ける

会見する福島党首(左)と服部幹事長。(5日、参院議員会館)

 

社民党の福島みずほ党首は5日、参院議員会館で会見を行ない、次期衆院選での候補擁立や、臨時国会での各党代表質問への高市首相の答弁、「離党」を表明した新垣邦男衆院議員について語った。

福島党首は、同日に開かれた常任幹事会で、橋村りかさん(全国連合常任幹事、熊本県連合副代表)が次期衆院選での熊本3区の公認候補に内定したことを報告した。福島党首は「橋村さんは、医療的ケアを必要とする子どもたちの支援に携わってきた素晴らしい女性だ」と高く評価した。

会見の前日と当日、各党による代表質問への高市首相の答弁については「役所が書いた答弁書をそのまま読んでいる。抽象的で具体的な提案がない。憲法改悪や緊急事態条項をやりたいことは分かったが、それ以外は何をやりたいのか分からない」と厳しく批判した。

また、この秋の叙勲で、小泉内閣で構造改革を推進した竹中平蔵氏が旭日大綬章の受章者となったことについて「新自由主義、アベノミクスによる社会のゆがみが大きくなっている中で、いかがなものか」と苦言を呈した。

また高市政権が日本維新の会と共に医療費4兆円の削減を決めていることについても「株価は上がったが、 実質賃金が下がり続け、軍拡も進む中、医療費の削減は大変な問題だ」と批判した。さらに、米国のトランプ大統領をノーベル平和賞に推薦することについて高市首相が答弁を拒否したことに対し、「トランプ大統領は核実験を行なうとしており、平和賞には最もふさわしくない。推薦を撤回すべきだ」と求めた。

副党首の新垣邦男衆院議員が「離党」を表明したことについては、「離党届は沖縄県連に提出するという党規約に沿った手続きが必要」と述べつつ、「この間、新垣さんと話し合ったが、離党の理由が正直分からない」と、困惑していることを語り、慰留し続ける姿勢を示した。