社民党の福島みずほ党首は17日、臨時国会の閉会を受けての会見で「一言で言えば、最低の内閣の最低の国会」と振り返った。「来年は政治を根本的に変え、社民党自身もさらに発展させる年にしたい」と述べた。
今国会で成立した補正予算について、福島党首は「防衛費が膨れ上がった、11兆円という数字ありきで安保3文書のGDP2%を前倒しにしたことに強く抗議したい」と憤り、「結局、高市首相が訪米する前の『お土産』としての前倒しとしか、思えない」と指摘した。
福島党首は防衛費を「GDP比2%」にすることが2年前倒しされたことについて「これからどんどん増えるのではないか。米国は3.5%と言っている。それは21兆円だ」「教育予算や福祉医療の予算が削られる中での軍拡予算で、これでは本当に人々の生活が壊れる」と訴えた。その上で、「ミサイルよりコメ、ミサイルより生活、と社民党は今年訴えてきた。それをさらに訴えていきたい」と意気込んだ。また、補正予算で高市政権がアピールする「成長戦略」についても、「軍事産業と原発産業を応援、アメリカべったりの成長戦略だ。こんな政治を本当に変えていかなくてはいけない」と力説した。
高市政権に対抗する動きの一環として、福島党首は「今月26日に戦争よりも平和を私は選ぶ女性党首・幹事長のトークを行なう」と発表。社民党の福島党首、共産党の田村智子委員長、新社会党の岡﨑ひろみ中央執行委員長、沖縄の風の高良さちか幹事長が東京・有楽町のイトシア前で午後5時から実施する共同街頭宣伝への聴衆としての参加や、メディア取材を呼びかけた。
福島党首は会見同日に開催された社民党の常任幹事会で来年の党首選挙の日程が承認されたとして、「党首選告示が2026年1月23日(金)、投票期間が2月7日(土)から8日(日)、開票日が2月9日(月)」と発表した。