社会新報

【8月27日の福島党首会見】長生炭鉱で遺骨発見、厚労省は予算を付け遺骨調査・収容活動に参画を ~ 総裁選前倒し問題で混迷する自民党政治はもう終わり、立憲野党が政権奪取を

 

 社民党の福島みずほ党首は8月27日、参院議員会館で会見を行ない、石破首相の進退や減税、長生炭鉱での遺骨発見などについて語った。

 福島党首は、石破首相の進退について、「先の参院選で国民はNOを突きつけた。ただ、石破さんを引きずり降ろそうとしている裏金議員達にそんな資格があるのかということであるし、(新たな自民党総裁が)高市早苗さんになったら、もっとひどい政治になる。自民党政治はもう終わり。立憲野党が政権を取るべきだ」「自民党政治とは違う政治を社民党は他の政党と一緒につくっていく」と述べた。

 先の参院選で大きな争点の一つであった物価高対策について、「自民党が選挙でやると言っていた給付金2万円はどうもやらない方向で収束しそうだが、消費税減税はまだ議論がある。社民党は『食料品について0%にする』としてきた。内部留保への課税を含め、あるべき税制について野党でのコンセンサスをつくっていきたい」と意気込んだ。

 また、1942年に落盤事故が起きた山口県宇部市の長生炭鉱で、相次いで人骨が発見されたことについて、福島党首は、「長生炭鉱では183人が亡くなり、そのうち136人は朝鮮半島の出身で、沖縄出身の人もいた。御遺骨は遺族のところに戻るように社民党としても頑張ってやっていきたい」と述べた。また同炭鉱の調査・遺骨回収活動について、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会の皆さんがクラウドファンディングで行なっているが、厚生労働省が予算を付けて、参画すべきだ」として、政府のやるべきことであることを強調。「社民党としても取り組んでいく」と述べた。

 日本維新の会が自公政権の連立に加わる動きがあることについては、「維新にも秘書給与疑惑、政治とカネの問題がある。与党としてありえない」と批判した。