社会新報

【9月10日の福島党首会見】党内抗争で「政治空白」を長引かせる自民党を厳しく批判 ~ 「石破さんは残る首相在任期間中に党内のしがらみで出来なかったことをガンガンやれば良い」

 

 社民党の福島みずほ党首は9月10日、参議員会館で会見を行ない、国民不在の権力闘争に明け暮れる自民党を批判。早期の臨時国会召集を求めた。

 石破首相が辞任の意向を表明し、総裁選に向け浮足立つ自民党に対し、福島党首は「自民党の自民党による自民党のための総裁戦。国民不在だ」と指摘。「石破首相を引きずり下ろそうとしている人たちが、正に古い自民党、旧安倍派の人たち、裏金議員たち。ここから新しい自民党が出てくるとはさっぱり見えない。自分の出番が増えると思って権力闘争をやってるだけではないか」と批判した。

 福島党首は「この政治空白は何なのか」と問いただし、「ガソリンの暫定税率廃止法案についてどうするか。(自民党の参院選公約の)2万円給付って本当にどこに行ってしまったのか。給付か、消費税減税かという議論もそのまま。社会保障の議論も全く進んでいない」と憤った。さらに米国との関税交渉について「米国からの農産物の輸入増、武器の爆買い、81兆円の対米投資とは何なのか。臨時国会を召集し、議論しなくてはならない」と述べ、「本日、社民党は他の野党と共に臨時国会の召集を求める要求書を衆院に提出した。明日は参院にも提出する」と報告した。

 石破首相に対しては、福島党首は「石破さんは残る数週間の在任期間中にこれまで自民党内でのしがらみで出来なかったことをガンガンやれば良い」と提案した。「石破さんは選択的夫婦別姓に賛成だった。日米地位協定も見直す必要があると言っていた。核兵器禁止条約の批准かオブザーバー参加すべきと考えていた様に見えた。やったらよいではないか。裏金議員にもやめろと言ったらよいではないか。戦後80年の談話も発表すべきだ」。

 石破首相辞任後の自民党について、福島党首は「絶望しかない。自民党政治を終わらせ希望をつくっていきたい」と述べた。