飛鳥井けいこ向日市議のSNS上の投稿に対する社民党全国連合の見解
2022年8月24日
社会民主党全国連合
1.主な経過
2022年8月18日、飛鳥井けいこ氏(向日市市議〈社民党公認〉現社民党京都府連合副代表)が、SNS上で「韓国の統一教会の日本人が~馬鹿げた宗教に引っかかって~合同結婚式で~」「日本はまともな国なので、カルトゾンビは入れません~」などの投稿を行った。
これに対して、市民や党内から旧統一教会への批判はさることながら、「信者個々人はむしろ被害者性もあることから、信者個々人を揶揄するものだ」とか「『日本はまともな国』との投稿は、他国への蔑視的内容だ」など、今回の飛鳥井市議の投稿は問題であるとの指摘がされた。
社民党京都府連合は、今回の飛鳥井市議の投稿は、「信者は被害者でもある、という認識を欠き~被害者救済・旧統一教会への追及という社民党の姿勢からも逸脱しているものである」との趣旨の見解を8月21日に発表し、本人に対して謝罪等を求めている。
2.社民党全国連合としての見解
社民党は、旧統一教会の霊感商法・信者へのマインドコントロールや旧統一教会と多くの自民党議員等が深く繋がってきた経過と岸田政権の姿勢を厳しく追及するとともに、故安倍晋三元首相の「国葬」に強く反対する。
以上をふまえた飛鳥井市議の投稿に対する社民党全国連合としての見解は以下のとおりである。
(1) 飛鳥井市議の投稿は、旧統一教会の信者個々人も被害者であるという視点が欠如しているとともに、個々人の人格否定にもつながりかねないものである。また「日本はまともな国」という投稿を通じて、他国や韓国そのものを否定しており、人格否定・差別的投稿であると認識する。
(2) 今回の飛鳥井市議の投稿を受け、党内でさらに社民党の方針を徹底し、二度とこのような問題が発生しないよう研鑽を深める所存である。
(3) 本問題については、社民党京都府連合と連携し、適正な対処を行うこととする。