社会新報

全農林が予算要請

武藤委員長(左から3人目)が福島党首に要請書を手渡した(12日)。

 

(社会新報10月26日号2面より)

 社民党は13日、全農林労働組合(武藤公明委員長)から来年度政府予算案に関わる要請を受けた。党からは福島みずほ党首(参院議員)と服部良一幹事長らが応対し、全農林からは武藤委員長はじめ三役が参加した。
 要請は農林水産省職員の新規増員をはじめとした必要な予算確保が柱。農林職場の現状は「増加する業務と人員のミスマッチや高齢化に伴う組織の活力低下で課題改善が図られていない」と指摘。
 福島党首は要請実現へ努力することを表明し、服部幹事長は「食の安全保障は国民の関心も高まっており、一大国民運動を起こせるテーマだ」と述べた。