【2月7日の福島党首会見】統一教会との選挙政策協定書を結んでいた盛山文科相は即刻辞任せよ!
2024.02.09
社民党の福島みずほ党首は2月7日、参院議員会館で会見を行ない、盛山正仁文科相の疑惑や政治とカネ、前橋市長選などについて語った。
冒頭、福島党首は「盛山大臣は即刻辞任するべきだ」と力説した。「報道によれば旧統一教会と政策協定書を結んでいるとのこと。これは極めて重いものだ」と福島党首は指摘。「政策協定書を結ぶ時はその中身を確認して本人が合意をするということ。これは選挙を政策協定に基づいて全面的に応援してもらうということで、盛山と統一教会との関係はものすごく深く強いことが明らかになった」「盛山大臣は自民党からの調査にも報告していなかった」と、たたみかけた。
福島党首は盛山大臣の利益相反の問題も指摘。「旧統一教会の解散命令について、今は、裁判所が命令出すかどうかの判断の最中で、まだ結論が出ていない。しかし、解散命令の申し立てをした文科省の責任者が旧統一教会と政策協定を結んでいることは、今後のさまざまなことにも影響があるかもしれない」と懸念した。
自民党の裏金問題についても、福島党首は「政治資金規正法にのっとって自民党の議員が訂正をすればそれで終わるのか。一般人であれば税金申告して納税しなければ脱税。その金額が大きければ実刑にもなる極めて重いものだ」と批判。また、かつて自身の政治資金の問題で追及された小渕優子衆院議員が裏金問題で自民党内への聞き取りをすることに疑問を呈し、「自民党の調査は不十分なものになる」「証人喚問等を行なうべきだ」と指摘した。
4日に実施された群馬県前橋市の市長選で、社民党など野党が支援した新人の小川晶さんが現職を破って当選したことについて、福島党首は祝福。「これが市民の声だ。社民党は人々の声を大事にして衆院選に向け頑張っていく」と意気込んだ。