(社会新報3月14日号3面より)
社民党は2月20日、参院議員会館で日本退職者連合(人見一夫会長)から今通常国会の社会保障制度問題を中心とした要請を受けた。
退職者連合はこの間、健康保険証の廃止に反対する署名活動に取り組んできたが、人見会長は冒頭、「政府はマイナカードを強制し、今秋にも健康保険証を廃止しようとしているが、延期を求めていく」とあいさつ。
14の大項目からなる「要求」の内容について野田那智子事務局長らが説明した。特に介護保険制度の見直しについて「これでは現場はもたない」「小規模事業者はつぶれてしまう」などの声が上がった。
党からは福島みずほ党首(参院議員)のほか新垣邦男副党首(衆院議員)や大椿ゆうこ副党首(参院議員)、服部良一幹事長らが同席した。
また福島党首は退職者連合が同月8日に開いた院内集会にも参加し、激励と連帯のあいさつを述べた。