(社会新報4月25日号2面より)
衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選が4月16日に告示された(28日投開票)。「自民党とカネ」事件発覚後初の国政選挙で、有権者の怒りが強まる中で実施される。
社民党は、東京15区で酒井なつみ候補(元江東区議・立民)を支援し、島根1区で亀井亜紀子候補(元衆院議員・立民)を支援、長崎3区では山田勝彦候補(衆院議員・九州比例・立民)を推薦して戦っている。
社民党の福島党首は16日、東京・東陽町交差点付近で酒井候補の応援に駆けつけ、「この江東区から汚職で逮捕・起訴された国会議員が続いた。だからこそ江東区から政治を変えよう。利権のない人を国会に送り込もう。酒井さんは私たちの希望だ」と熱いエールを送った。酒井候補は「命と向き合う仕事をしてきたからこそ『寄り添える政治』をつくりたい」と訴えた。