10月13日、社会民主党、立憲民主党、日本共産党、国民民主党の野党4党で「政府与党による強引な国会運営に対する抗議声明」を自民党に提出しました。野党は10月4日に召集された臨時国会において、代表質問だけでなく一問一答形式の予算委員会を開いて実質的な議論をするように求めていましたが、与党は応じず、衆議院の解散を強行しようとしており、断じて容認できるものではありません。
政府与党による強引な国会運営に対する抗議声明
この臨時国会において野党4党は、岸田内閣発足にともなう所信表明と代表質問に加えて予算委員会の開催を強く求めてきた。しかし、岸田内閣と与党は、一顧だにせず明日衆議院を解散しようとしている。
我々は、解散総選挙を間近に控えて、与野党が予算委員会で論戦を交わす事で、当面の政策課題について分かりやすい選択肢を国民に示すことが出来ると確信している。
しかし、そうした野党の提案を拒否して解散することは、政府与党の数を背景にした横暴な態度であり、断じて容認できるものではない。ここに強く抗議する。
2021年10月13日
立憲民主党 安住 淳
日本共産党 穀田恵二
国民民主党 古川元久
社会民主党 照屋寛徳
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