社会新報

世界に誇るべき平和憲法~新垣副党首が衆院憲法審で訴え~

(社会新報2022年6月1日号2面より)

 

 社民党副党首の新垣邦男衆院議員(会派=立憲民主党・無所属)は5月12日、衆院憲法審査会の自由討論で意見を述べた。

 新垣副党首は、「戦後75年にわたって日本がどこの国とも戦争せず、また他国の戦争に巻き込まれることがなかったのは、憲法9条が軍事力拡大の抑止力となり、専守防衛に徹する根拠であり続けたからだ」と強調した。その上で「だからこそ、ウクライナ戦争や台湾有事を口実に安易な改憲論に走ってはいけない。ましてや敵基地攻撃能力保有や核共有を論じるべきではない」と改憲勢力の動きにくぎを刺した。

 そして新垣議員は「日本国憲法は、国際社会の規範となるべき、世界に誇れる平和憲法だ。憲法施行75年、沖縄への憲法適用50年の節目に、国会議員は、99条の憲法尊重擁護義務を全うし、現行憲法の理念実現に力を」と結んだ。

 

↑衆院憲法審査会で意見を述べる新垣議員。

 

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