今日成人の日を迎えた新成人のみなさん、いま、どんな気分ですか?憧れの日を迎えて嬉しい人、自分を誇らしく思う人がいる一方で、まだまだ自分を大人だと思っていない人、不安な人、この日を迎えるのが嫌な人もいるかもしれません。
いま、若い人たちはたくさんの問題をおしつけられているのではないでしょうか?進学したかったのに、塾に行けず、受験料も、学費も払えずに諦めた人、長時間かつ掛け持ちバイトをしても食事を一食減さらないといけない人、親や祖父母など、家族の介護に追われ、友だちにもそれを言えずに抱え込んでいる人、親になって頑張って子育てをする人、世界中のあちこちで災害が起こり、生きていくことに不安でいっぱいな人。
どんなに頑張っても、今日を過ごすだけで、いっぱいいっぱい。
自分がうまくやれてないから、いわゆる「親ガチャ」だから、我慢すればいいから。
そう思っていませんか?
でも、それはあなたの責任ではないんです。いまの日本の政治の失敗なんです。
社会民主党は、責任を若い世代に押しつけて知らんふりを続けるような、無責任で、人々のいのちをないがしろにする不誠実な政治を、あなたと一緒に変えていきます。誰もが自分の生き方を自由に選び、何度でもやり直せるように、個人単位で使いやすい社会保障制度〈セーフティネット〉を用意し、差別や貧困、暴力のない社会にしたい、誰もが人間らしく生きていくために、不毛な競争や長時間労働で心身を消耗しなくてよい、公平な社会を創りたいと考えています。
経済的な事情により、学ぶ権利、機会を奪われることがないよう、返済不要の給付型奨学金を増やし、学費や給食費の無償化をめざします。住んでいる場所で最低賃金が異なる不平等や、ジェンダー差別をなくすためにも、全国一律での最低賃金1500円を早急に実現します。「賃金が低すぎて病院にも行けない」「体調が悪いのに、非正規雇用で有給休暇がない」「野菜や果物が高くて買えない」。将来の設計も立てられず、文化的な生活ができない賃金、短すぎる雇用期間などの劣悪な労働条件が、みんなの健康、メンタルヘルスを直撃しています。人を搾り取って追い詰める働かせ方や、雇用形態やSOGIESC、障がいの有無や妊娠していることに対する差別、ハラスメントを法律で禁じます。
感染症拡大により、ジェンダーに基づく暴力が世界中で悪化しています。虐待や暴力、搾取をなくすため、包括的性教育の実施を急ぎます。安全な経口避妊薬、中絶薬を、必要とする人が迅速に、確実に手に入れられるように法律を整備します。脆弱な立場に置かれやすい人たち、マイノリティの人権を、差別、暴力から守る法律が必要です。周りに相談もできずに苦しむ人を、孤立させない仕組みを作ります。
社会民主党がめざすのは、何よりもいのちを大切にする政治、弱音が吐ける社会です。あなたの「弱音」や怒りは大切な意見であり、政治が責任をもって解決すべき課題です。「個人的なことは政治的なこと」です。普段の生活の中で困っていること、「おかしい」と違和感を持ったこと、こんな制度があったらいいのに、というアイディアなど、ぜひ社会民主党にあなたの声を寄せてください。
sexual orientations(性的志向), gender identities(性自認), gender expressions(性表現) and sex characteristics(性的特徴)の略称。総ての人が固有のSOGIESCを持つ。