社会新報

3・11を忘れない ~ 福島第一原発事故15年目の現実 ~ 全町避難を行なった双葉町町民が直面する苦難の日々

 

(3月12日号より)

 

東京電力は2026年1月、ついに柏崎刈羽原発を再稼働した。すでに制御棒の不具合が相次いでいて、安全に動かす補償はどこにもない。福島原発事故の何を教訓にしてきたのか。

15年前、未曾有の放射能汚染によって、12市町村、8万人が強制的に避難させられた。避難指示が出ず自力で避難した人、避難できなかった人もいる。原子力緊急事態宣言は未だ解除されていない。そんな状況下で避難指示は次々と解除され、最後まで住民ゼロだった双葉町も、2022年には人が住めるようになった。原発事故は過去の事になってしまったかのようだが、今も現在進行形の不安と恐怖の中に置かれた人たちがいることを忘れてはならない。(映像作家・堀切さとみ)