社会新報

第59回 護憲大会は11月12日~14日、愛媛県松山市で開催~憲法変えるより活かすこと

今年の護憲大会のポスター

 

(社会新報11月2日号3面)

 

 「憲法を変えることより活かすこと 憲法理念の実現をめざす第59回大会」(第59回護憲大会)が11月12日から14日まで、愛媛県松山市で開かれる。主催は同実行委員会。
 岸田首相は臨時国会の憲法審査会で改憲4項目の論議の意欲を燃やしている。敵基地攻撃能力の保有や防衛費のGDP比2%以上などの内容を含む安保3文書の年内改定をもくろむ。自民党改憲草案は統一教会=勝共連合の改憲案に酷似しており、統一教会によるジェンダーバッシングの実態も明らかになっている。
 護憲大会は初日の12日(土)14時から松山市民会館大ホールで開会総会を開き、社民党の大椿ゆうこ副党首らが連帯あいさつする。15時からメーン企画である東アジアの平和シンポジウム。内田雅敏さん(弁護士)、林千野さん(日中関係学会副会長)、飯島滋明さん(名古屋学院大学教授)、杉浦ひとみさん(弁護士)の4人が討論する。
 13日(日)は、9時30分から4つの分科会に分かれて問題提起する。各分科会のタイトル・場所・コーディネーター(助言者)は次の通り。第1分科会「現下の改憲策動」(松山市コミュニティセンターキャメリアホール)は飯島滋明さん。第2分科会「軍拡・基地強化」(松山市民会館中ホール)は半田滋さん(防衛ジャーナリスト)。第3分科会「ジェンダー平等社会をめざして」(愛媛県勤労会館)は斎藤正美さん(富山大学非常勤講師)。第4分科会「憲法を学ぶ」(松山市コミュニティセンター大会議室)は清水雅彦さん(日本体育大学教授)。
 最終日の14日(月)は9時30分から松山市民会館大ホールで閉会総会を開き、大会のまとめと行動提起を行なう。問い合わせは大会実行委 電話03(5289)8222 Fax03(5289)8223平和フォーラムまで。