政令市・広島市議選で議席を倍増!~市民が選対を後押し勇気づける
2023.04.13
(社会新報4月19日号1面より)
【広島】社民党広島県連は、政令市・広島市議選で党公認候補2人(1議席増)の当選を達成した。
山内正晃候補(4期目、49歳、安佐北区=定員6・立候補12)は、市民要望の解決を中心にした議員活動の内容を「市議会通信」で党や後援会が大量に配布し、市民と行政をつないできた。候補自身も配布行動の中心として行動を重ね、市民との密着度を強めてきたことが支持票大幅増の結果を生んだ。2位当選(6048票)を勝ち取った。
有田ゆうこ候補(新人、52歳、南区=定員7・候補11)は2579票を獲得し、6位当選。一昨年の総選挙に党公認で立候補し、現職首相の選挙区で真正面から党の政策を訴えたことが、有権者の中に生き続けていた。立候補を決めた昨年10月末から毎日、街宣行動を展開。南区は宇品軍港、国鉄宇品線、被服支廠など、戦争加害の歴史が色濃く残っている地域で、被爆者や戦争体験者も多く、護憲・反戦・反核を主張する有田候補を歓迎し、「無所属ではないことに信念を感じた。筋を通している」などの声が多く返ってきた。
最大の争点は、南区内の県立広島病院統廃合計画を「市民との協議も皆無のなかで推進することは断じて容認できない」ことで、社会新報南区版2・3月号を合計6万枚配布。多くの市民から「このビラで初めて知った。県病院は命綱、絶対なくしちゃいけん。有田頑張れ」の声が寄せられ、選対も勇気づけられた。「いのち・くらし最優先」への自信と確信にあふれた選挙闘争となった。
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