(社会新報9月26日号2面より)
コメがスーパーの店頭に並ばないことや値上がりとなった事態を受けて、全国の農業者でつくる農民運動全国連合会(農民連)などは9月10日、農水省前で、「米が買えない、販売できない、安心してつくれない! 政府は国民の主食・米に責任を持て」と題する緊急集会を開いた。約200人が参加した。
社民党の大椿ゆうこ副党首(参院議員)が連帯あいさつで「コメ不足の問題は一時的な問題ではなく、農水省のこれまでの政策が間違っていたことの表れだ。これを機会に、減反政策の見直しや農家の戸別所得補償制度の復活、担い手不足対策など、消費者を含めて、コメ問題をもっと真剣に議論していく時に来ている」と訴えた。