社会新報

岸田政権の問題点を鋭く指摘~立憲フォーラムが冊子2冊を発行~

(社会新報2022年2月16日号3面より)

 

 立憲フォーラムがこのほど、新しいブックレット2冊を発行した。岸田政権の危険な問題点がコンパクトにまとめられている。学習会用に最適な冊子として活用を呼びかけている。

 『政策破綻に向かう岸田「新資本主義」』では、立教大学特任教授の金子勝さんが、岸田政権の「新しい資本主義」経済政策について「中身は空っぽで、アベノミクスを引き継ぎ、そこにスガノミクスを接ぎ木した、『使い古し』である」と鋭く指摘。その上で、スタグフレーション(不況下の物価高)の進行とともに、塗炭の苦しみを味わう低所得者層の救済を優先する政策などを提唱する。

 『台湾有事で踏み越える専守防衛~敵基地攻撃と日米一体化~』は、元共同通信編集委員兼論説委員で防衛ジャーナリストの半田滋さんが執筆した。台湾有事をあおり、対中国戦へとひた走ろうとする日米同盟の危険な動きを厳しく批判。専守防衛を逸脱する先制攻撃につながる敵基地攻撃能力の保有を厳しく戒める。戦争の危機を回避するために、安全保障関連法の適用を見合わせ、平和外交を積み重ねる努力を訴える。

 ぜひ、ご購入を。A5判36ページ、1部100円(10部以上は送料なし)。お申し込みは立憲フォーラム(福田)まで。FAX03(3303)4739。メール=fukuda@haskap.net

 

 

 

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