社会新報

中央労福協が党に要請~公的安全網の強化を

石上副会長から要請書を受け取る福島党首(中央)=6月7日。

 

(社会新報6月21日号2面より

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 社民党は7日、参院議員会館で労働者福祉中央協議会(中央労福協)から要請を受けた。
 中央労福協からは石上千博副会長や南部美智代事務局長はじめ加盟団体の代表らが参加。党からは福島みずほ党首(参院議員)や新垣邦男副党首(衆院議員)、服部良一幹事長らが応対した。
 要請は、社会がポストコロナに向けて歩み始めているものの物価高騰と円安が人々の生活に甚大な影響を及ぼしていると指摘。その上で「公的セーフティーネットの根本的な機能強化」を求めている。
 福島党首は中央労福協がこの間、高等教育費の漸進的無償化や負担軽減など若者をテーマとした課題に取り組み、成果を挙げてきたことを評価。「要求の実現に向け頑張りたい」と決意を述べた。