(社会新報2022年8月3日号2面より)
岸田内閣が安倍元首相の国葬を9月27日に日本武道館で開催すると閣議決定した7月22日、首相官邸前では市民団体「許すな!憲法改悪・市民連絡会」が緊急抗議行動を呼びかけ、多くの市民団体が賛同し、400人が集まった。
同連絡会共同代表の高田健さんは「国葬は戦後の経過を見てもあり得ない。改憲や政権の維持に政治利用するものだ」と厳しく批判し、全国での抗議行動を呼びかけた。
社民党の福島みずほ党首が参加し、「国葬について国会にも一切説明もない。国葬令は戦後廃止され、法的根拠がない。何でもかんでも閣議決定でやれると思ったら大きな間違いだ」と怒りの声を上げた。
集会に参加した市民たちは「国葬NO!」などと書いたプラカードを掲げて抗議した。
↑福島党首も抗議活動に参加(7月22日、官邸前)。
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