社民党の福島みずほ党首は4月15 日、参院議員会館で会見を行ない、イラン情勢や自民党大会での自衛隊員の登壇などについて語った。
福島党首はイラン情勢について、米国とイランの2週間の停戦が決まった直後にイスラエルがレバノンを猛爆撃し、停戦合意に違反したこと、米国がホルムズ海峡を逆封鎖したことを憂慮し、「戦争が一刻も早く止まるよう願っている」と語った。
また、高市首相とイラン大統領の間で8日に電話会談が行なわれたことについて、「会談が行なわれたのであれば、日本はイランに対し、船舶の航行の自由だけでなく、武力行使の停止や日本船の保護を求めるべきだった。しかし日本政府は『船舶の航行の自由』しか述べず、国民生活への影響、特に石油供給の観点から具体的な働きかけをしていない」と指摘。「私は外交防衛委員会に所属しているので、今後も戦争を止めるため、あるいは平和を築くために日本として何ができるかを質問していく」と強調した。
自民党大会で自衛隊員が制服姿で登壇し、名前と肩書きを名乗りながら国歌斉唱した問題について、福島党首は「外交防衛委員会でも問題となった」と報告。「自衛隊法の政治的中立性に反する。小泉防衛大臣は『私人』だと言っているが、肩書きを名乗って国歌斉唱をリードするのは私人とは言えない」「党大会は政党の最高意思決定機関であり、政治的な場だ。自衛隊員本人ではなく、要請した自民党側とそれを受けた防衛省側の政治的中立性に関する理解不足が極めて問題だ」と政府側の詭弁を厳しく批判。「今後も追及していく」と述べた。
20日に催される村山富市元首相のお別れ会について、福島党首は「今のような時代だからこそ、戦後50年の村山首相談話を引き継ぎ、平和をつくっていくことを社民党としてしっかり進めたい」と語った。