
左から西、伊地智、大椿、愛の各氏。(4月26日、代々木公園周辺)
連合の第96回メーデー中央大会が4月26日、代々木公園で開催され、会場近くで社民党副党首の大椿ゆうこ参院議員と西みゆかさん(参院東京選挙区予定候補)、愛みちこさん(都議選中央区選挙区予定候補)によるリレートークが行なわれた。
大椿副党首は、自らが非正規労働者として契約期間満了を理由に退職を強要された経験を語り、「それに反対・抵抗した際、いちばん力になってくれたのは労働組合の人たちだった。本日、参加された全ての人たちは、誇りをもって集まった方ばかり。メーデーは闘う労働者の祭典だ」と訴えた。
西さんは、「再雇用制度の1年目、2年目で企業は、『君にやってもらう仕事はない』と言って、その人のプライドを傷つけて辞職を迫る。皆さんどうか辞めないでほしい。不条理を受け入れず、次に続く人のために闘おう」と、連帯の大切さを強調した。
また、愛さんは、「私は現在、大学で非常勤講師として働いているが、低賃金で、ボーナスはおろか退職金すらない。実に不安定な状況だ。今こそ働く人の団結が必要だ」と訴えた。
なお、メーデー会場には社民党のブースも開設され、沖縄の泡盛やオリオンビール、乾燥食物などの物産も、三線の演奏に合わせて販売され、多くの人でにぎわっていた。